「ぎっくり腰」とは突発的に発生した腰痛全般を指す俗語です。
海外では「witch’s shot」=「魔女の一撃」とも呼ばれるほど、急激な痛みを呈することもあります。
日本で医学的には「急性腰痛症」と呼ばれています。
突然現れる痛みのため、
「不運な事故」
として日本では扱われがちですが、そんな事はありません。
ぎっくり腰は交通事故や、大柄の男性に体当たりでもされない限り、
完全に健康な腰がいきな痛くなることはありえません。
ぎっくり腰には原因があります。
ぎっくり腰は99%が
「積み重ねたストレス」
によって発生するものです。
「全く腰に痛みなんてなかったのに、朝中腰になったら急に痛くなって・・・」
そんなケースも多々あります。
しかし、それは今までに積み重ねた腰へのストレスが中腰になった瞬間に爆発した結果なのです。
全く異常のない健康な腰なら朝中腰になったくらいでは痛くなりませんよね?
まずは「積み重ねの結果」だと認識して頂く事がとても重要です。
病院ではレントゲンで異常が見られないことがほとんどです。
「ヘルニアの一歩手前」「少し狭窄症になっている」
と言われることもあります。
多くは電気治療・温熱治療のみを行うことがほとんどです。
一般的な接骨院では、痛いと訴えた場所に電気をしてマッサージを短時間して湿布をしてくれるでしょう。
しかし、それではすぐに痛みがぶり返してしまうことがほとんどです。
部分的な痛みを一時的に取るだけの治療なら注射や飲み薬が一番です。
しかし、確実に言えることは「痛みをおさえる」が「治らない」と言うことです。
虫歯で痛みがあるときに飲み薬と注射だけで対処している方がいたら、
どう思いますか?
「そんなことをしても、原因の虫歯を何とかしないと意味がないのに・・・」
と思いますよね。
大切なのは痛みでなく、原因から治すことです。
そうすることで痛みの再発を防ぎ、腰を気にする毎日からあなたを開放してくれます。