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右肘 内側上顆 剥離骨折の症例

小学6年 男子 野球チーム所属

連休での練習から投球時に右肘(利き腕)の内側に痛みを覚える。

そのうち改善すると判断し、2週ほど様子を見るも改善されず。

母親が「念のために」と連れて当院を受診

 

【初診時】

右肘内側上顆下方にて

圧痛(+) 腫脹(+-)

投球動作にて疼痛(+)

※レイトコッキング~アクセラレーション期

MERにて疼痛誘発

握力正常

バッティング等の投球以外の動作では疼痛(ー)

 

【エコー検査結果】

内側上顆下方にて剥離を疑う初見あり

 

 

野球肘のエコー

右が患側。

ペンで補正すると

野球肘のエコー画像

【初回処置】

専門医への紹介

 

固定をする必要はないと判断し、専門医のご診断を仰ぐ。

 

【医師の診断結果】

初期の剥離骨折(野球肘)

※今後の当院でのリハビリ同意を得る

 

【今後の治療計画】

投球のみ中止して、当院にてLIPUSで加療。

2週後に医師のレントゲンチェック。

落ち着き次第フォームチェックと運動指導を予定。

 

 

きしざわ接骨院 岸澤