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産後からの腰痛と肩こりで通院中のMさん(26歳)の施術経過

かなり久しぶりの更新になってしまいました・・・

 

「HPの調子が悪かったから」

と言うこともありますが、

サボってしまっていたのが事実ですm(_ _)m

 

今後はしっかりと上げていきたいと思います。

 

 

気を取り直して・・・

 

北浦和駅、さいたま市緑区道祖土で
慢性腰痛治療と産後の骨盤矯正などの整体をメインで行っている
『腰痛・骨盤治療専門』
きしざわ整骨院の院長 きしざわです。


どのような患者様だった?


産後からの頭痛と肩こり・腰痛が主訴。

当院で既に施術を受けている

ママ友の紹介でご来院されました。

 

「出産歴」

 

第一子 1年7ヶ月前 普通分娩

第二子 4ヶ月前 普通分娩

 

 

「症状」

 

肩の慢性的なコリ感。

抱っこをすると悪化。

疲労時などはこめかみで頭痛出現。

 

腰も全体的に痛み。

柔軟性も低下しており、

立位前屈では指先と床までの

距離が15cm。

 

両手首にも腱鞘炎様の痛みが出現。

 

 

「検査結果」

 

【姿勢検査の結果】

産後に特徴的な

骨盤を前に突き出す姿勢が特に強い。

 

【エコー検査の結果】

体幹の筋肉も弱っており、

特に左側の筋肉が使えない。

 

【触診の結果】

抱っこを続ける事での

背筋の緊張と

胸郭の動きの悪さを確認。

※これによって無意識に呼吸が

浅くなってしまい、疲労が回復しづらい。

また、太ももの後側の筋肉が

以上に固くなり身体の柔軟性を

低下させていた。

 

骨盤のゆがみも確認したが、

産後4ヶ月としては異常なほどでは

なく大きな問題はないと判断。

 


どんな施術をした?


検査の結果から、

単純に痛みや硬さのある部位だけの

施術は、その場しのぎにしかならないと

判断しました。

 

不調の根本原因が、出産による

全身的なバランスの崩れだからです。

 

そのため「部分」ではなく「全体」を

どうやって良くするのかが大切です。

 

 

まず、固くなり骨盤をゆがませている

太ももの後側~殿部の筋肉をケア。

そこから背骨のひとつひとつが

しっかりと動くように調整。

 

これだけでも、かなり身体の

印象が変わってきました。

 

その後に横向きになってもらい

骨盤と肩甲骨を調整。

特に肩甲骨が抱っこを繰り返す

ので強くずれていました。

 

仰向けになってもらい、

頚椎(首のほね)を調整。

これによって脳からの神経伝達が

正常になり、身体の筋肉が

ゆるんできます。

 

初日の施術はこれで終了し、

セルフケアをお伝えしました。

 

 

二回目以降からは

刺激量を上げ、腕の筋肉のケア

なども加えていきました。

 


施術結果と見通し


一ヶ月通院して頂き、中間検査を

行いました。

 

結果として

 

○頭痛の消失

○腰痛の軽減

○体重2kg減少

○便通の改善

○全身姿勢の改善

 

が確認されました。

ご本人の自覚症状もかなり楽になったとの

事です。

 

 

今後は残っている肩こり、腱鞘炎への

アプローチを強めていきながら

引き続き全身バランスの調整を行う。

 

通院頻度を減らしてセルフケアを

継続できるようにサポート。

 

あと二ヶ月ほどで当院からの卒業が

期待されます。

 

 

 


院長 岸澤裕太