慢性腰痛専門
連休が終わり、当院も昨日から診療を再開しました。
慣れない生活リズムや外出によって多くの方が腰痛を悪化させていました。
慢性腰痛は何によって引き起こされ、悪化・継続してしまうのでしょうか？
また、良くするためにはどうすれば良いのでしょうか？
私が最近になって、患者様に強く伝えてることを今回は書いていきます。
何故、腰痛が起きる？
慢性腰痛を引き起こしているのは
〇使い過ぎ
〇使い方の間違い
がほとんどです。
それによって時間をかけて、ゆっくりと身体にダメージが加わり続けていきます。そして、限界を超えると腰が異常を脳に伝えようとして痛みとして認識されます。
つまり、痛みを感じる前から身体はボロボロになっていたわけです。
足をひねったり、ぶつけたりするような急な外力でケガしたものを
【急性損傷】
と言いますが、
このように時間をかけて痛みが現れることを
【亜急性損傷】
（あきゅうせいそんしょう）
と言います。
つまり慢性腰痛は亜急性損傷です。
※最近になって亜急性損傷は整骨院での保険治療対象外と明確化されました
亜急性損傷の治療で厄介なのは
「患者様の治す意識が低い事が多い」
ということです。
治す意識とは？
「意識が低くなんかない！！」
と、思われる方もいらっしゃるでしょう。
慢性腰痛（亜急性損傷）を治すのに必須になるのは
「日常生活の改善」
です。
つまり、
腰に負担をかけない生活をして、硬い所をストレッチして、弱い所を鍛える。
自分でケアできない所を当院で施術する。
それの一定期間の継続。
これが絶対に必須なのです。
「私は運動は苦手」
「昔から身体が固いからストレッチは嫌」
「ついやらなくなってしまう」
「長い期間は続けられない」
こういった思いを持っている方がとても多いです。
それでは良くなりません。
ダイエットが短期間で成功するでしょうか？
筋トレをしたら、すぐに筋肉が付きますか？
慢性腰痛を治すとはそういうことです。
つまり
「治す意識」とは
「生活から見直す意識」です。
慢性腰痛の治療が下手な整体院は、この辺りの必要性をしっかり伝える能力が低いです。
本当は時間がかかると分かっているのに
「とりあえず数回通って下さい」
とか、
絶対に運動不足と分かっているのに
「少しは身体動かして下さいね」
なんて、濁して終わりにしてしまいます。
それで、段々と行かなくなって
治らずに時間とお金を無駄にしてしまいます。
治療を受けるだけで良い？
当院に来院する方も最初は
「運動とかストレッチを自分では続けられない。だから来ました。通うから治して下さい」
のスタンスがとても多いです。
繰り返しますが、これではダメなのです。
まず、ここをしっかりと理解して頂く事から、慢性腰痛の治療がスタートします。
当院の治療で特に大切にしているのは
姿勢の調整
筋膜の調整
です。
これらを治療で整えても、日常でお身体を間違って使ってしまってはすぐにダメになってしまいます。
日頃からご自身の身体を大切に使う。
そのための方法を当院ではしっかりとお伝えしています。
自分が美味しいと思う物ばかりを摂取していたら糖尿病は治りません。
腰痛もコッチの方が楽だからと、悪い姿勢や悪い使い方をしていては治りません。
メンテナンスなしは無理
これも患者様に伝えている事。
「メンテナンスは必須。ノーメンテは絶対に有り得ない」
勘違いしないで頂きたいのは、
適当な治療しかしない整体院が売上のために
「メンテナンスのためにずっと通って下さい」
なんて言ってるのとは違います。
残念な事実ですが
お身体は整えたその場、その瞬間から劣化していきます。
「身体が整って痛みもなくなったから、これで何にもしないで済む！」
は、有り得ないのです。
その後の通院は必要ありませんが、ストレッチや栄養・睡眠の確保などセルフケアが必須。
どうしても仕事などで自分の筋力、体力以上の作業が続いてしまう方はセルフケアで間に合わないので、通院して頂く事もございます。
継続していくためにセルフケアで足りるのか？
通院するならどれくらいの頻度が必要なのか？
見極められなければ、またお身体に痛みが出てしまうのは当然です。
良い状態をキープするのも大変なのです。
一緒に改善を目指しませんか？
当院は患者様のお身体としっかりと向き合う事をお約束致します。
お身体の状態を確認し、適切な治療方法と治療期間、セルフケア方法などをお伝えします。
「こんな事言ったら嫌がられるかもしれないから、とりあえず濁して伝えておこう」
なんて事は決してしません。
妥協なく、お身体と向き合い、当院の出来る最善の治療で患者様の一日も早い回復を一緒に目指します。