前かがみ姿勢が脊柱管狭窄症を悪化
北浦和駅、さいたま市緑区道祖土で
慢性腰痛治療と産後の骨盤矯正などの整体をメインで行っている
『腰痛・骨盤治療専門』
ONE HEART きしざわ整骨院の院長 きしざわです。
猫背が大きな問題である
脊柱管狭窄症の患者さんの多くは、
普段から前かがみ姿勢・猫背姿勢がクセになっています。
というのも、前かがみになると、脊柱管が広がって神経の圧迫が緩み、
足腰の痛みやしびれ、間欠性跛行が軽減しやすいからです。
しかし、いくら症状が楽になるからと言って、
常に前かがみ姿勢で過ごしてはいけません。
前かがみになって体のバランスを取ろうとすると、
腰やお尻、太ももの筋肉や靭帯が緊張します。
この状態を長く続けていると、関節がこわばりやすくなります。
脊柱管狭窄症の悪化には関節のこわばりが大きく関係すると言われています。
具体的な発祥の経緯は次の通りです。
①前かがみ・猫背姿勢
②体の重心のずれ
③筋肉バランスの偏り
④関節のこわばり
⑤腰椎の負担増加
⑥脊柱管の狭窄
⑦痛みやしびれなどの症状の悪化
特に大切なのは「頭の位置」
頭の重さは体重の8%程度と言われています。
ちょうどボーリング玉くらいの重さになります。
この頭が前かがみ姿勢になってどんどん身体よりも前に
ズレて行ってしまうことが大きな問題となります。
イメージしてみてください。
胸の前でボーリング玉を胸の前で持つのは難しくありませんね?
しかし、そこから徐々に前にボールを突き出していくと・・・
支えている腕はどんどん辛くなってきてしまいますね。
この時の「支えている腕」と「ボールの関係」が
「背骨」と「頭」
の関係に置き換えることが出来ます。
一説には頭の位置が前に2.5㎝ズレるだけで
首にかかる負担は2倍になると言われています。
もちろん、首だけでなく腰の負担も強くなります。
そうなれば狭窄している部分への負担が増えて
症状が悪化することはイメージできますよね?
大切なのは日々の姿勢の心がけです。
残念ながらミラクルな治療はありません。
ただし、続けていけば間違いなく効果のある治療は沢山あります。
「時間がかかってもしっかりと治していきたい」
という、想いを持った方を当院では最大限サポート致します。
院長 岸澤裕太