慢性腰痛に注射

北浦和駅、さいたま市緑区道祖土で
慢性腰痛治療と産後の骨盤矯正などの整体をメインで行っている
『腰痛・骨盤治療専門』
ONE HEART きしざわ整骨院の院長きしざわです。

そもそも注射の成分は？

腰痛に限らず、ひざ痛、肩痛などでも整形外科で注射をしてもらったことがあるという方が大勢いますね。

一発で楽になったという人もいますし、全然変わらない、中には打つと二日間くらいは痛みが強くなるという方もいらっしゃいます。

どうしてこのような違いが出るのでしょうか？

それ以前に「注射は何を打ち込んでいるかご存知ですか？」と聞くと

「わからない」

と答える方がほとんどです。

まずは注射の種類から考えてみましょう。

≪ブロック注射≫

いわゆる麻酔・痛み止めです。

その名の通り痛みを感じる神経をブロックして、痛みを取り除く治療です。

そのブロック注射も「硬膜外ブロック」と「神経根ブロック」に分かれます。

「硬膜外ブロック」

脊髄を取り巻く硬膜より外側に打つブロック注射

末梢血管の拡張・筋肉を緩める・痛みを取り除く効果がある

「神経根ブロック」

脊髄から枝分かれして手足などに伸びる神経の根元に打つ注射

レントゲン検査をしながら行うこともある

治療の際の痛みが強い

即効性があり持続時間も長い

≪ヒアルロン酸注射≫

主にひざ痛などで用いられる

関節の潤滑油となるヒアルロン酸を注入する

ブロック注射をすることで一時的な痛みの緩和が期待出来ます。

痛みをブロックしてしまうわけですから。

しかし、それは根本的な問題の解決にはなりません。

痛みが出た原因を何もアプローチせず、表面の痛みを消しているだけです。

虫歯があったら痛み止めを飲めばよいと思いますか？

原因が何なのかを見極めることが慢性腰痛を改善するのに大切です。

とは言っても、痛みは身体に大きなストレスを与えます。

痛みを感じているだけで身体は固くなり、筋肉も緊張して痛みをさらに強くする可能性があります。

痛みがとても強く、まともに生活が出来ないほどであれば

その場の対処療法として注射を選択することも必要だと考えています。

もちろん、根本的な原因を解決するための整体・リハビリ等と並行しながらです。

ブロック注射だけに頼ってはいけませんが、うまくポイントで使うことで

身体を改善するための手助けになるのです。

院長岸澤裕太

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