北浦和駅、さいたま市緑区道祖土で
慢性腰痛治療と産後の骨盤矯正などの整体をメインで行っている
『腰痛・骨盤治療専門』
ONE HEART きしざわ整骨院の院長 きしざわです。

「ヘルニアがあるので、腰の痛みはどうしようもないですよね？」

と、ご相談を受けることがとても多くあります。

今回はそのようなご質問に回答していきたいと思います。

「椎間板が正常位置から逸脱して、神経根を圧迫している状態」です。

・・・これではとっても分かりづらいですよね。

まず背骨の作りについてご説明します。

人間の背骨は椎骨（ツイコツ）という骨が24個積み重なって出来ています。

よく現場では患者さんに

「だるま落としのような作りです。」

と伝えます。

それらは構造の違いから「首・胸・腰」の３グループに分けることが出来て

それぞれ「頚椎（ケイツイ）」「胸椎（キョウツイ）」「腰椎（ヨウツイ）」と呼ばれます。

椎骨と椎骨の間にはクッション材があり、

これを「椎間板（ツイカンバン）」と呼びます。

急に腰を反ったり、重いものを持ち上げたり、何かがきっかけでこの椎間板が

だるま落しの並びから外れてしまう事があります。

これが「腰椎ヘルニア」という状態です。

椎間板の位置が外れてしまっていても無症状な事もあります。

しかし、場合によっては神経を圧迫して、腰や足に痛み・シビレなどを引き起こします。

病院ではヘルニアの治療は軽度であれば鎮痛薬とコルセットで経過観察。

排尿障害や歩行困難などのＡＤＬが強く障害されるときには手術が選択されます。

私もあまりにも重症の方には手術を勧めたことがあります。

しかし、ドクターの最近の研究では

「無症状の人をレントゲン検査すると6割近い方にヘルニアなどの異常が見付かった」

というデータがあります。

ヘルニアがあること≠痛みが取れない

では無いと医学的にも根拠が出てきたのです。

私の経験上

「痛み」「しびれ」

のみの症状であれば整体治療で寛解することが多く診られます。

ヘルニア治療で大切なのは

「ヘルニアを治す」

のではないと言うことを、患者さんにしっかり認識して頂くことです。

椎間板の位置を整体で元に戻すことは不可能でしょう。

しかし、椎間板がずれているヘルニアの状態でも

身体全体の連動性を高め、動きやすい身体に整えることで驚くほど痛みは軽減・消失します。

そのためには整体治療だけでなく、ストレッチや運動、日常生活での一つ一つの行動の見直しが必要になります。

そうすることで症状は改善します。

「ヘルニアは治らないとお医者さんに言われた」

と、悩んでいる方。

是非、一度ご相談下さい。

あなたの未来を明るくするためのお手伝いを全力で致します。

院長 岸澤裕太

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